こらぼ大森の天然芝グラウンドでやる最後のもりもりスポーツキッズでした。カバディとフライングディスクをやりました。
いつものように、こらぼ大森に来たら受付で検温と手のアルコール消毒をして、体調をしっかりチェック。運動中のマスクはしなくても良いことにしていますので、息苦しさを感じた子は、マスクを外していますが、多くの子供たちはマスクに慣れているので、そのまま体験しています。
接触の多いカバディは、タグカバディに変更しています。フライングディスクは、先生にいただいた自分のディスクを持参して練習しました。
2人組でタグカバディ
天然芝グラウンドは転んでも痛くないし、寝転がると気持ちよく、カバディの練習をするには最適な場所です。今日が最後だと思うととても残念ですが、次郎先生の準備運動は寝転がったところからダッシュで走ったり、四つん這いで動物歩きをしたり、天然芝を感じながら準備運動をしました。
2人組でタグを取り合う練習をしました。中学生も幼稚園生も、必死に相手のタグ目掛けて手を伸ばしますが、逆に近づきすぎると自分のタグを取られてしまいます。
タグカバディのゲーム練習
次に、2チームに分かれてタグカバディのゲーム練習をしました。
一人ずつ相手の陣地へ入って、敵にタッチして自陣に戻ってくるだけですが、腰についているタグを取られないようにして戻ってくるのです。
カバディは作戦がとても重要です。
どこに誰が立って守備をするか、幼稚園生は真ん中にするとか、タグを取る動きが早い子は端に立つとか、何度も練習しながらいろいろ作戦を考えます。
両者接戦で盛り上がりました。ルールがわかってくると、みんなで楽しめますし、まだよく分かっていなくても、チームでフォローして楽しめるのがカバディの良いところです。
みんな大好きフライングディスク
後半のフライングディスクは稲葉先生です。
2~3人に分かれてパス練習からスタート。利き手とは反対の手でディスクを投げる練習をしました。
利き手では何気なくパスできていたはずなのに、逆の手になったとたん、持ち方からわからなくなってしまう子どももいて、まっすぐ相手にパスをするのが難しかったようです。
何度か練習を繰り返した後は、いつものように利き手でのパスの練習をしました。いつもより投げやすく感じられたかな?
次に、後ろから投げられるディスクをゴール位置でキャッチする練習です。これが結構難しい!
2チームに分かれて、投げ手は稲葉先生と中学生のS君が担当しました。
キャッチする方は個性豊かです。
とりあえず、ダッシュしてゴール位置に入ってディスクをキャッチする子や、
慎重に後ろを振り向きながら、ディスクを待ってキャッチする子。
後から来るものを見ながら、キャッチするのはとても難しいんですね。
最後はいつものように、試合です。
パスをつなぐ為には、敵にマークされずにとりやすい位置いかににまわる。
なるべく早くパスをするなど、わかっていても実践は難しいですよね。
それでも、チームごとに声を掛け合いながら、試合を進めていきました。
スポーツの後は必ずストレッチしよう
最後は必ずストレッチをします。たった3分程度ですが、怪我予防のために、運動した後には使った筋肉を伸ばすストレッチをしています。小学生の時から習慣づけるようにし、中学校や高校に進学した後も、部活や体育の後に自分で簡単にストレッチができるようにしています。
ありがとう!天然芝グラウンドとグラウンドキーパーの皆さん
「もりもりスポーツキッズ」では、多種目のスポーツを体験するだけでなく、スポーツに関わるいろんなお仕事の方とも交流します。特にグラウンドキーパー体験は、毎年子どもたちが楽しみにしていました。スポーツができる環境を一生懸命に整えてくれる人がいてくれるから、安全に楽しくスポーツができるんだということを子どもたちは芝刈り体験を通して学び、芝生のグラウンドを使うたびに、そのありがたさを感じてくれています。
世界には多くのスポーツがあって、いろんな人と、いろんな楽しみ方ができますが、そもそも安全にスポーツができる環境がなければ楽しむことはできません。子どもたちにはさまざまな体験を通して、目に見えることや人だけではない、もっと奥深いものや人の存在を想像できる力を持って欲しいと思います。こらぼ大森の天然芝グラウンドでの芝刈り体験は、楽しみながらグラウンドキーパーのお仕事について学べるとても良い機会でした。このグラウンドが使えなくなってしまうのは、本当に残念です。
学校も学年も違う子どもたちや私たちスタッフや講師の先生方が、一緒にスポーツを楽しんみながら仲良くなり、お互いを認め合えるのが「もりもりスポーツキッズ」。スポーツに関わるいろんな方々に感謝して、今日もカバディとフライングディスクをやることができました。
次回は、トランポリン。蒲田高校体育館でやります。お楽しみに!
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