天然芝グラウンドを裸足で駆け回る!グラウンドキーパー体験

明日から再び緊急事態宣言が発令されることになりました。「もりもりスポーツキッズ」の活動も、また少し制限がかかることになりそうです。詳細は決まり次第、ご連絡します。

さて今日は、こらぼ大森の天然芝グラウンドで、タグカバディとフライングディスク。そして、子どもたちが楽しみにしていた芝刈り体験です! 毎年7月にこらぼ大森のグラウンドキーパーをしてくださっているオフィスショウさんにお願いして、天然芝グラウンドをどのように管理しているのかお話を聞き、芝刈りを実際に体験させてもらっています。裸足で思い切り走り回れる貴重なグラウンドを維持管理してくださっているおかげで、私たちは楽しく、安全にスポーツができるのです。

こらぼ大森に来たら、まず受付で検温と手のアルコール消毒をして、体調をチェックします。
今日は特に蒸し暑かったので、運動中のマスクはしなくても良いことにし、こまめに水分補給をするように注意して行いました。そして、冷房の効いた部屋を用意して、暑くなってきたらいつでも休憩できるように準備しました。
接触の多い競技であるカバディは、タグカバディに変更して行いました。フライングディスクは自分のものを持参し、チーム分けで使用するビブスも共有しないで、一度着たらそれを最後まで使用しました。

次郎先生の準備体操はいろんな体の動きが面白い

カバディの渡辺次郎先生の準備体操は、面白い動きやステップがたくさん出てきます。広いグラウンドでランからスタートし、ランジ歩きをしたり、手を動かしながらステップで動いたり、気持ちのいい芝生を感じながら準備運動をしました。

接触の少ないタグカバディ

フライングディスクのノブコーチも参加してくださり、2チームに分かれてタグカバディのゲームをしました。
ノブコーチが、初めてカバディにチャレンジしてくださるので、ルールを説明しました。一人ずつ相手の陣地へ入って、敵にタッチして自陣に戻ってくるのですが、タグカバディは腰につけたタグを取られないようにして戻ってくるのが難しいです。

初めてカバディにチャレンジしてくれたフライングディスクのノブコーチは、素早い動きとタグを取るテクニックの上手な子どもたちに拍手をしてくれました。

グラウンドキーパーというお仕事を体験

こらぼ大森のグラウンドは、オープン当初から天然芝でとても気持ち良いのですが、スポーツ用の天然芝グラウンドとして維持管理してくださっているのが株式会社オフィスショウの武内さんです。
武内さんは、子どもたちが来る前に朝早くから芝の状態を整えてくださっていました。

子どもたちが芝刈りをする部分以外を整えてくださった

「もりもりスポーツキッズ」では、スポーツを自分たちが楽しむ体験だけではなく、スポーツが安全にできる環境を整えて下さっている方のお仕事も体験するようにしています。子どもたちには、目の前のことだけでなく、当たり前のようにある物や場所のバックグラウンドを想像できるようになってもらいたいと考えています。

2016年にオフィスショウの池田社長にお願いして以来、毎年1回芝刈り体験をさせていただき、どのように天然芝グラウンドを維持・管理しているのか、子どもたちにお話をしてもらっています。

こういうお仕事をしてくださる方がいるおかげで、私たちは安全に楽しくスポーツができるんですね。
オリンピックで使われる国立競技場や味の素スタジアムのグラウンドも管理されているので、テレビでオリンピックを観戦される時は、ぜひグラウンドの芝の状態にも注目してくださいね!
この体験で、芝生に興味を持ってくれたら、「次のオリンピックの時にはグラウンドキーパーのお仕事を頼むかもしれません」って武内さんがおっしゃっていました☻ スポーツを支えるお仕事も素敵ですね。

オフィスショウさんのお仕事の記事

オリンピックで使われる国立競技場や味の素スタジアムのグラウンドも管理されているオフィスショウさんの記事はこちら↓

ノブコーチの楽しいフライングディスク

後半は、ふわりと飛んでいくのが楽しいフライングディスクをノブコーチが教えにきてくれました。もう全員経験者なので、幼稚園生も上手にディスクを投げることができました!

みんなで芝刈りした後のグラウンドが気持ちいいので、裸足になっている子もたくさんいました。のぶコーチも裸足に!!

最後は、ノブコーチのパスを受け取ります。ディスクはふわぁ〜と飛んでいるので、捕れそうなんですが、意外とちゃんとキャッチするのは難しい。ディスクを見ながら走るのもけっこう難しいし、なかなか取れそうで取れないもどかしさが、子どもたちを何度も何度もチャレンジさせるようでした。

スポーツを楽しみながらいろんなことが学べる

毎回2つのスポーツを体験する「もりもりスポーツキッズ」。今日は、芝刈りというスポーツではないことも体験してみました。スポーツに関わる仕事に憧れて、スポーツ学科のある大学や専門学校に進学する若者が増えています。プロのアスリートになれる人はごく僅かですが、スポーツに関わる仕事はたくさんあります。

スポーツを「する」ことも、「観る」ことも、「支える」こともあるんです。スポーツにはいろんな楽しみ方があるんだと知ってもらえたら嬉しいです。

学校も学年も違う子どもたちや私たちスタッフや講師の先生方が、一緒にスポーツを楽しんみながら仲良くなり、お互いを認め合えるのが「もりもりスポーツキッズ」。明日から再び緊急事態宣言が発令されますが、これからもコロナ対策をしながら、いろいろなスポーツをみんなで楽しめる時間と場所を作っていきます!

次回は、8月下旬の予定です。
みんなまた元気に会えるように、体調に気をつけながら夏休みをお過ごしください。

文責=新居彩子
(しなやかで強い身体をつくるシナジリティトレーニング:https://synagility.com

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