新年度がスタートしました。コロナ禍が続く中、スポーツ教室の運営は困難に直面していますが、楽しみにしてくれている子どもたちの運動機会やスポーツの場を絶やすことなく提供し続けるため、感染予防対策を徹底して開催してゆきます。今年度もいろいろなスポーツをみんなで楽しみましょう。
今年度は、こらぼ大森が2021年12月に閉館することが決まっていますので、今の形での「もりもりスポーツキッズ」は12月までとなります。こらぼ大森が閉館した後は、コロナ感染症の状況が改善され次第、都立蒲田高校へ移転してリニューアルオープンする予定です。まだまだ先の見えない状態が続いておりますので、詳しい日程についてはもう少しお待ちください。
そのリニューアルオープンの目玉になるのが、長年お世話になった中古のトランポリン台を、新品のトランポリン台に買い替えたこと!!
早く皆さんにお披露目したいところですが、こらぼ大森ではなく蒲田高校に搬入しましたので、コロナ禍が終息へ向かうまでお披露目することができません。年度始めは、新しいトランポリン台の搬入の様子をお届けします。
これまでお世話になった中古トランポリン台の搬出
3月中旬、もりスポキッズのスタッフやこらぼ大森のスタッフが集まり、トランポリン台の搬出準備に取り掛かりました。体育館が2階にあるので、搬出は大変な作業です。
まずは、少しでも軽くするために、黄色のベッドと固定していたゴムを外しました。骨組みだけにしても、かなりの重量です。力持ちの男性スタッフに手伝っていただきながら、2階の体育館から少しずつ1階へと降ろしました。
修繕しながら10年ほど使ってきたトランポリン台が、クレーンで釣られ、トラックの荷台へ乗せられます。お天気が良い日で本当によかった!
これまで、こらぼ大森の倉庫に保管していただき、本当にありがとうございました!
おかげさまで、スポーツ教室やイベントなどで多くの子どもたちや大人たちが、こらぼ大森でトランポリンを楽しむことができました。
新しいトランポリンの搬入
教室のスタッフたちは自転車で蒲田高校へ移動。そこへトラックが到着し、荷台から新しいトランポリンが降ろされました。スムーズな移動と搬出入の作業をしてくださった都村製作所さんに心から感謝です!
蒲田高校では、もともとトランポリン台を持っていた経験があり、地域のために学校施設を開放して有効活用していく方針があるため、総合型地域スポーツ倶楽部ピボットフットの多種目スポーツ教室開催のために台を置かせていただけることになりました。
学校と地域スポーツクラブがタッグを組み、地域住民の健康維持や運動機会の創出という目的のために協力・連携し、新しいチャレンジへの扉が開きました。これからトランポリンだけでなく、多種目のスポーツ体験ができる場として、子どもたちのスポーツ教室を作り上げていきます。
新しい台は✨ピカピカ✨光ってる! ベッドを強力なバネで繋ぎ、トランポリン台を完成させてゆきます。手を挟まないように気をつけて、強力なバネを左右同時に引っ張りながら設置していきます。スタッフのチームワークが試される瞬間!
美しいトランポリン台が完成しました!!
すぐに乗って跳んだのは・・・・誰でしょう?
トランポリン体験が待ち遠しい!
長引くコロナ禍の中で、スポーツの場や運動の機会が少なくなっている今、新しいスポーツ教室をスタートさせるのは、簡単なことではありません。でも心と体の健康のためには、楽しく運動する場が絶対に必要です。これまでのべ1,000人以上の子どもたちが多種目のスポーツを体験してくれ、得意不得意にかかわらず仲間とともに楽しめるスポーツをやってきました。
小学生の「ゴールデンエイジ期」と言われる運動神経が伸びる時期に、いろいろな体の動きを経験することで運動能力を伸ばすことができます。怪我予防のためにも、子どもたちには多種目競技に触れて様々な動きを体験してもらい、体を動かすことの楽しさや面白さを知って、メジャーとかマイナーと言った大人の価値観に囚われず、幅広い視野を持っていろんなことにチャレンジして欲しいです。
トランポリンは、一人で台の上に乗って、一人で10回連続で跳びながら演技する競技です。最初はみんなドキドキしますし、順番が覚えられない子や体の硬い子は苦手意識を持っているかもしれませんが、やっていくうちに少しずつ慣れていきます。続けて練習すれば必ず上達します。
みんなで一緒にいろんなスポーツをやって、楽しい時間を過ごし、丈夫で健康な体づくりをするのがこの教室の良いところです。学校も年齢も違う子どもや大人が、一緒にスポーツを楽しみながら仲良くなれるような教室を作ってゆきたいと思っています。
東京都の緊急事態宣言が解除され、蒲田高校の体育館が使えるようになったら、スポーツ教室を開催できます。その時が来るまで、皆様お楽しみに〜!!
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