今日はトランポリンとタグラグビーでした。タグラグビーは、大田区で活動している「ひかりきっずくらぶ」のコーチと6年生や中学生の選手たちが来てくださり、とても優しく教えてくださいました。トランポリンは、あや先生がいつものように丁寧に教えてくれました。
ひかりきっずくらぶの皆さんに教えてもらったタグラグビー
ひかりきっずくらぶのしょうた先生とおっちゃん先生は、大田区でタグラグビーを指導していらっしゃり、とても楽しく分かりやすく教えてくださいました。
6年生と中学2年生の選手たちが指導のサポートをしてくださり、最初は知らないお兄さんたちの存在に戸惑っていた教室の子どもたちも、タグやベルトを優しくつけてもらったり、鬼ごっこを一緒にやったり、練習のやり方を丁寧に説明してもらったりしているうちに慣れていきました。
小学校の体育の授業でやったことがある子もいて、ある程度ルールを理解している子もいましたが、2人組でタグを取るゲームをしたり、パスをしてからトライする練習をしたりして、タグラグビーのルールが自然と理解できるような練習メニューをしょうた先生がご指導くださいました。
お兄さんやお姉さんたちが見本をやってくださり、実際にやる時も丁寧に教えてくれたので、初めてタグラグビーをやる子も楽しむことができました。子どもたち全員がボールをキャッチしたり、タグを取ったり、トライしたりできるように、お兄さんたちがうまく調整してくださっているのを見て、素晴らしいチームワークを感じました。
楽しいゲーム
最後は、みんなでタグラグビーのゲームをやりました。
タグラグビーは、タックルの代わりにタグを取るので、アタックされたり倒されたりすることなく安全で、体格差に関係なく、幅広くみんなで一緒にできるのがとても良いですね。
同じチーム内でタグを3枚までは取られても良いことにしてゲームをやりました。
昨年度に初めてタグラグビーをやった時に、「ルールを忘れないうちに、もう一度やりたい!」と子どもたちからリクエストがありましたので、今年度早々にタグラグビーをやることができてとても楽しかったようです。
あや先生のトランポリン
トランポリンは、あや先生の丁寧な指導でみんな少しずつ上達しています。姿勢をまっすぐにしないとまっすぐ跳べないので、最初に床で姿勢や腕の動きを確認してからトランポリン台で実際に跳びます。
低学年の子たちは、まっすぐ両足で跳ぶところから、空中で膝タッチしたり、開脚したりするジャンプをやり、腰落ちまで練習しました。最初は、膝が曲がったり、腕の回し方が逆だったり、腰落ちした後に立ち上がれなかったりしますが、何度も練習していくうちにできるようになっていきます。
高学年になると、ジャンプの高さも高くなり、いろんな技を空中でできるようになってきます。トランポリン練習カードに沿って練習しており、それぞれの上達度に合わせて技の難易度が変わります。
今回は、閉脚跳びを練習しました。空中で両脚を前にして足先を手でタッチするのですが、けっこう難しいです。体の硬い子にとっては特に難しく、膝を伸ばしたままタッチできる子は少ないです。床で形を練習してから跳ぶ子もいて、少しずつできるようになっていきます。
最後はストレッチで怪我予防
いろいろスポーツ教室では、怪我予防の観点から、最後にストレッチを習慣づけるようにしています。スポーツや運動をした後は、筋肉が収縮しているので伸びやすくなっていることと、体温が高くなっていて筋肉が伸びやすくなっているため、ストレッチをするタイミングとして一番良いのです。筋肉の疲れやダメージを素早く回復する効果もあります。
小学生のうちは柔軟性が伸びやすいので、「うちの子は体が硬い」と諦めずに、毎日3分でもストレッチを続けることをお勧めします。中学生や高校生になってからでは柔軟性はなかなか伸びません。
とっても楽しかったタグラグビーとトランポリン
タグラグビーもトランポリンも、前回に比べるとみんな上手になっていました。今回は、タグラグビーをやっているお兄さんやお姉さんも一緒に楽しむことができ、スポーツを楽しむ仲間になることができました。
学校も学年も違う子どもたちが、一緒にいろんなスポーツを体験し、それぞれの得意不得意を理解し合いながら、共に楽しんで仲良くなり、お互いを認め合えるのが「いろいろスポーツ教室」の面白いところです。いつかタグラグビーのお兄さんたちにも、他の競技を楽しんでもらえたら嬉しいです。
次回は、来週6月4日。スピードボールとスポーツ鬼ごっこをやります!ぜひ来てくださいね。
いろいろスポーツ教室会員募集中!
いろいろスポーツ教室は、初めて体験する方は無料で参加できます。どんな雰囲気なのか、どんな子どもたちがいるのか、どんな競技なのか、見てみたい方や体験してみたい方は、ぜひ遊びに来てくださいね。
当教室の方針:全員がすべての競技をやる理由
新規申込みをされる方で多いのが、「トランポリンだけやりたい」というような競技の選択です。当教室がお子様にいろんな競技を体験してもらうのには理由があります。
基礎運動能力の向上や新しいことへのチャレンジ精神の育成、そして一番大事なのが、子ども同士の中でお互いの得意不得意を認め合った尊重し合える人間関係づくりです。15年間多種目スポーツ教室を運営してきた中で、子どもたちがお互いを認め合いながら成長してゆく姿を見てきていますので、この方針をご理解いただけない方はご参加いただけません。
また、私たちは、子どもの気持ちや意志を尊重して教室を運営をしています。子どもがやりたいことを自分で決めて実際にやること、を一番大切にしています。
気分が乗らない時、やる気が出ない時、集中できずにふざけてしまう時、親だとつい叱ってしまいがちですが、「なぜやりたくないのか?」「どんな気分か?」「どうしたいか?」を私たちは子どもに聞きます。大人も仕事したくない時、休憩したり、甘いものを食べたり、散歩したりすることがあります。子どもにも子どもの事情があります。朝起きるのが辛かったり、少し休憩したかったり、見学してみたり、友達とケンカしてちょっと離れてみたり、気分がいろいろと変化します。この教室では、子どもが何をしたいか自分で決めてやってみる時間を過ごしてもらいます。
ただし、私たちが厳しく叱る時が2つあります。それは、
・他の人がやりたいこと、やろうとしていることを妨害するような行為
・自身が怪我をしたり、他の人を怪我させてしまうような危険な行為
です。この2つだけは絶対にしないように伝えています。それ以外のことであれば、子ども自身の意思で決めたことを尊重します。
これらの考え方にご賛同いただける方で、いろんなスポーツをやってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひいらしてください。お待ちしております。
コメント