2008年にこらぼ大森で「ウォールスポーツ教室」としてスタートした「もりもりスポーツキッズ」。建替工事のために今月末で閉鎖となってしまうこらぼ大森で、最後のもりもりスポーツキッズの教室には16名の子どもたちが参加してくれました。13年前からずっとやっているウォールハンドボールとスピードボールをやりました。こらぼ大森最終日ということで、この教室の創設にご尽力くださったウォールハンドボールの野辺田先生も来てくれました。
いつものように受付で検温と手のアルコール消毒をして、体調をしっかりチェック。運動中のマスクはしなくても良いことにしていますので、息苦しさを感じた子は、マスクを外していますが、多くの子供たちはマスクに慣れているので、そのまま体験しています。
準備運動はスピードボールの須崎先生
スピードボールの須崎先生の準備運動からスタートしました。
今日は、しっかりストレッチしてから練習開始です。もりもりスポーツキッズの子どもたちは、いつもストレッチをしているので、比較的身体の柔らかい子が多いと思います。
ウォールハンドボールは大ちゃん先生
ウォールハンドボールは、大ちゃん先生がいつも楽しく教えてくれます。今日は、この教室のOBの宮田くんも一緒に教えてくれました。
低学年の練習では、輪になった真ん中に立ち一人ずつ順番にボールを上に投げて、その間にてを叩いてボールをキャッチする。集中してチャレンジしていました。
罰ゲーム付きの的当て練習はスタッフの宮田君も参戦。残念ながら戦力にはなれなくて、罰ゲーム頑張ってました.
スピードボールは須崎先生
スピードボールの面白さの一つは、どんなに力いっぱい打っても遠くに飛んでいかないところです。低学年でも高学年でも、車椅子の方とも一緒に楽しむことの出来るスポーツです。
相手の届かないところにボールがいくように、グルッと回ることを計算して打ちます。
スピードボールは、道具や施設の都合でしばらく行うことができませんが、来年度以降に再開できるよう準備をしていきたいと思います。
ありがとう!こらぼ大森
13年前にこらぼ大森で始まったマイナースポーツを多種目体験できるスポーツ教室は、「もりもりスポーツキッズ」として今でも子どもたちに楽しんでいただけています。当時は、見たことも聞いたこともないスポーツに興味を持ってくれる方は少なく、初回は5人しか来てくれませんでした。しかし、当時のこらぼ大森の事業担当の方が企画内容に賛同してくださり、いい企画は地道に続けていれば必ず広がっていく、と応援してくださり、徐々に競技数が増えて、仲間も増えて、参加してくれる子どもたちも増えてくれました。
「マイナースポーツ」というとネガティブに聞こえるかも知れませんが、私たちにとっては「ここにしかないとっておきのマイスポーツ」というすごくポジティブな競技たちなのです。日本代表選手が指導に来てくれるのも、OBが気軽に来てくれるのも、他では体験できない「ここにしかない」スポーツだからです。こらぼ大森は、いわば私たちの “ホーム” だったわけです。私たちのスポーツを13年間も支えてくださり、本当にありがとうございました。
年明けからは都立蒲田高校に全面移行になります。子どもたちの活動範囲から考えれば、違うエリアに進出する形となってしまいます。送迎や時間的の問題など蒲田まで来ることの出来ない事情もあるようですが、子どもたちも保護者の皆様も移行に対しても前向きで検討してみます。とおっしゃてくださいました。
大森エリアから蒲田エリアへ移動しますが、また新しい仲間と出会えるチャンスでもあります。学校も学年も違う子どもたちや私たちスタッフや講師の先生方が、一緒にスポーツを楽しみながら仲良くなり、お互いを認め合えるのが「もりもりスポーツキッズ」ですので、これからもきっと新たな次元へバージョンアップできると信じています。
今年もコロナ禍でスポーツ教室にとっては大変な1年でした。でも、この教室を楽しみにしてくれている元気な子どもたちが、コロナに負けずに笑顔で来てくれたので、とっても楽しいスポーツ体験ができました。コロナ対策にご協力くださった保護者の皆様、指導者の皆様、施設の皆様、本当にありがとうございました。
来年からは、都立蒲田高校での開催へ完全に移行します。
これからもいろいろなスポーツを紹介し、みんなで楽しめるスポーツ体験ができるように精進してまいります。どうぞお楽しみに!
皆様にとって、2022年がより佳き年となりますように。
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