いろいろスポーツ教室では初めてのタグラグビー体験でした。柴谷先生が来てくださり、とても楽しく丁寧に教えてくださいました。そして、もう一つの競技は須崎先生のスピードボールをやりました。今回は参加者が少なかったので、グループ分けせずにみんなで一緒に体験しました。
初めてのタグラグビー
いろいろスポーツ教室で初めてタグラグビーを体験しました。柴谷先生は、大田区でラグビーを指導していらっしゃる先生で、とても楽しく分かりやすく教えてくださいました。
高学年の子どもたちは、小学校の体育の授業でやったことがあるようで、ルールを理解している子もいましたが、幼稚園生や低学年の子どもたちは初めてレモン型の長細いボールを持ちました。新しい競技をやるのは、ちょっとドキドキするけど新しい発見があってワクワクするみたいです。
最初、全員腰にタグを付けて、2人組でタグを取り合いました。片手を繋いだまま、相手のタグを取り合います。手を伸ばしたり、体を捻ってタグを遠ざけたり、これがなかなか難しくて面白かったです。スピードボールの須崎先生と、スタッフのワッキーも一緒にやりましたが、大人が有利というわけでもないのです。
バケツの水をかけるように投げる
柴谷先生に、基本のボールの持ち方と投げ方を教えてもらい、2人組でパスをしてみました。
最初は、ボールに慣れるために前に投げる練習をしましたが、ラグビーは「ボールを前に投げてはいけない」競技です。横へボールを投げるにはどうしたらいいか、柴谷先生が教えてくれました。
バケツに入った水を相手の顔にかけるように投げる!
そうイメージして投げると、ボールがシャープに相手に届くようにパスができるのです。面白いですね。
ゲームは楽しい!
最後は、3チーム(黄色・緑・赤)に分かれて、交代でタグラグビーのゲームをやりました。タグラグビーは、タックルの代わりにタグを取るので、男女問わず、年齢も幅広く一緒にできます。
今回は、小さい子はタグを2つとも取られるまで走って良いこととし、他の子どもたちはタグ1枚でも取られたらストップすることにしました。
最初はよく分からなかった子たちも少しずる慣れてきてルールを理解し、最後はラグビーらしいゲームになりました。
「ルールを忘れないうちに、もう一度やりたい!」と子どもたちからリクエストがありましたので、また来年度の早いうちにタグラグビーをやりたいと思います。
須崎先生のスピードボール
スピードボールは、子どもたちに人気のある競技の一つです。ラケットが重たくて低学年の子どもたちが慣れるまで少し時間がかかりますが、ボールをうまく打つことができるようになると、とても楽しくなります。
タグラグビーの柴谷先生も低学年の子どもたちと一緒にスピードボールをやってくれました。最初はボールを打つのが難しそうでしたが、慣れてきたらラリーができるようになりました。
高学年チームは、30秒間で何回打てるか、スーパーソロの回数を数えました。誰が一番打てるか、ではなく、自分ができた回数を超えられるかどうか、自分の限界へのチャレンジをしました。
最後は大好きなゲームです。相手のミスを誘うボールを打てれば得点できるので、年齢や体格は関係ありません。年上のお兄さんやお姉さんにチャレンジする低学年プレーヤーも出てきて、スピードボールは盛り上がりました。
楽しかったタグラグビーとスピードボール
タグラグビーもスピードボールも、今年度はこれでおしまいです。毎回も2つの競技にチャレンジして、それぞれの面白さを知って、みんなで楽しむことができました。
学校も学年も違う子どもたちが、一緒にいろんなスポーツを体験し、それぞれの得意不得意を理解し合いながら、共に楽しんで仲良くなり、お互いを認め合えるのが「いろいろスポーツ教室」の面白いところです。
次回は、2月19日。久しぶりにトランポリンとチュックボールをやります!ぜひ来てくださいね。
いろいろスポーツ教室会員募集中!
いろいろスポーツ教室は、初めて体験する方は無料で参加できます。どんな雰囲気なのか、どんな子どもたちがいるのか、どんな競技なのか、見てみたい方や体験してみたい方は、ぜひ遊びに来てくださいね。
当教室の方針:全員がすべての競技をやる理由
新規申込みをされる方で多いのが、「トランポリンだけやりたい」というような競技の選択です。当教室がお子様にいろんな競技を体験してもらうのには理由があります。
基礎運動能力の向上や新しいことへのチャレンジ精神の育成、そして一番大事なのが、子ども同士の中でお互いの得意不得意を認め合った尊重し合える人間関係づくりです。15年間多種目スポーツ教室を運営してきた中で、子どもたちがお互いを認め合いながら成長してゆく姿を見てきていますので、この方針をご理解いただけない方はご参加いただけません。
また、私たちは、子どもの気持ちや意志を尊重して教室を運営をしています。子どもがやりたいことを自分で決めて実際にやること、を一番大切にしています。
気分が乗らない時、やる気が出ない時、集中できずにふざけてしまう時、親だとつい叱ってしまいがちですが、「なぜやりたくないのか?」「どんな気分か?」「どうしたいか?」を私たちは子どもに聞きます。大人も仕事したくない時、休憩したり、甘いものを食べたり、散歩したりすることがあります。子どもにも子どもの事情があります。朝起きるのが辛かったり、少し休憩したかったり、見学してみたり、友達とケンカしてちょっと離れてみたり、気分がいろいろと変化します。この教室では、子どもが何をしたいか自分で決めてやってみる時間を過ごしてもらいます。
ただし、私たちが厳しく叱る時が2つあります。それは、
・他の人がやりたいこと、やろうとしていることを妨害するような行為
・自身が怪我をしたり、他の人を怪我させてしまうような危険な行為
です。この2つだけは絶対にしないように伝えています。それ以外のことであれば、子ども自身の意思で決めたことを尊重します。
これらの考え方にご賛同いただける方で、いろんなスポーツをやってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひいらしてください。お待ちしております。
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