子どもたちからのリクエストが多かった「スポーツ鬼ごっこ」をやっとできました。4月末にやる予定だったのですが、緊急事態宣言発令で教室が中止となってしまい、2ヶ月後の今日やっとできました。もう一つの競技は、みんなが大好きな「スピードボール」です。
いつもの通り、受付で手をアルコール消毒し、体温チェックをしてから体育館に入り、こまめに水分補給をしながらやりました。スピードボールのラケットは全て消毒し、自分で使うものを決めてから練習を始めました。
園児から中学生まで13名が参加
まず最初にスピードボールからスタート。経験者チームと経験の浅いチームに分けて練習しました。
経験の浅いチームは基本の練習をしっかりした後に、30秒で何回打てるか挑戦。事前に目標を自分で申告してからスタート!目標をクリアできて喜び、少しずつ目標を上げて、レベルアップしていきました。目標に達成できない時も、次は頑張ると、リベンジするために練習しました。
経験者チームは両手にラケットをもって連続して打つスーパーソロ種目の練習をしました。連続で速く打つのはかなり難しいです。
これからも練習して、スーパーソロの記録を伸ばしてゆこうと頑張る子どもたちでした。
待望のスポーツ鬼ごっこ
まず準備運動として、2人組を作って「背中タッチ鬼」をやりました。
お互いに片手を繋いだ状態でスタート。どちらが相手の背中をいっぱい、タッチできるかな?
みんな相手の背中をタッチしようと、クルクルまわって、メリーゴーランド状態(笑)
もう一つは「コトロコトロ」。前回も教えて頂いたファミリーで敵からこどもを守る、「鬼滅の刃」で話題になった鬼ごっこ。シンプルで楽しい競技です。
「スポーツ鬼ごっこ」を、今回初めて体験する子もいました。
まずは先生からルールの説明と、怪我をしないで、競技するために必要な注意の確認をしてから、スピードボールの須崎先生チームと教室スタッフのワッキーチームに別れて勝負開始!
2セット行い、どちらも1点を争う名勝負。
ずっとスポーツ鬼ごっこを体験希望だった男の子は見事得点をゲットしていました。
そして、低学年の女子の得点獲得率の高さに驚きました。体格差ではなく、戦略やテクニックで特典できるのが「スポーツ鬼ごっこ」のいいところですね。
どちらのチームも皆で声を掛け合って、プレーできてる姿に素晴らしいチームワークと感心してしまいました。
子どもたちの「やりたい!」気持ちを大事に
「もりもりスポーツキッズ」教室でやる競技はあまり知られていないマイナースポーツばかり。多くの子は初めて触れる競技ばかりです。大人から見ると「向いているスポーツをやらせたい」と思うのですが、もりもりスポーツキッズでは、いろんな競技を全員が体験するようにしています。
運動神経が伸びる「ゴールデンエイジ期」は、得意不得意や好き嫌いにかかわらず、いろいろな体の動きを経験することで基礎運動能力が伸びてゆきます。そして、子ども自身が「体を動かす楽しさ」を味わうことで、その後の運動に対する向き合い方を変えてゆきます。得意なことだけを練習する考え方もありますが、片方の足だけ、利き手だけを使って偏った筋肉をつけてしまうと、成長期の膝や足首などに過度な負担がかかり、痛みが出ることがあります。
怪我予防のためにも、子どもたちには楽しみながらできる準備運動をしっかりやり、仲間と一緒に楽しい運動を一生懸命やると同時に、いろんな競技やスポーツに興味を持ってチャレンジしてみることを勧めています。そして、最後にストレッチをして筋肉を伸ばしてから終わるように習慣づけています。
みんなで一緒にいろんなスポーツをやって、楽しい時間を過ごし、丈夫で健康な体づくりをするのがこの教室の理念です。学校も年齢も違う子どもや大人が、一緒にスポーツを楽しみながら仲良くなれるのが「もりもりスポーツキッズ」です。これからもコロナ対策をしながら、いろいろなスポーツを楽しめるように環境を整えてゆきます。
次回は、7月11日。年に一度の芝刈り体験をやりますよ。お楽しみに!
文責=新居彩子
(しなやかで強い身体をつくるシナジリティトレーニング:https://synagility.com)
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