2020年パラリンピックの車いすバスケットボールチケットが当たった方はいらっしゃるでしょうか? もりもりスポーツキッズでは、毎年パラリンピックスポーツ体験をやっていますが、今回初めて「車いすバスケットボール」にチャレンジすることが出来ました。
2020年東京五輪日本代表強化指定選手の鈴木百萌子選手をはじめ、湘南SCの松井昭二選手、長田龍司選手、WINGの中村恵美子選手が、車いすバスケットボールを教えに来てくださいました。
初めての車いす
車いすバスケットボールはもちろんですが、車いすに乗ることも初めての子どもたちばかりです。まず、普通の車いすと競技用の車いすの違いについて教えていただきました。
- 車輪の傾き
- 椅子の高さ
- ブレーキ
- 後ろの車輪
- 前のガード
体育館は平らですが、普通の道は傾斜や段差があります。ある程度の段差であれば、車いすでも乗り越えることができるそうです。でも、困っている人がいたら助けてあげてくださいね。
実際に車いすに乗ってみると、腕の動きと車いすの動きがなかなか連動せず、慣れるまで少し時間がかかりました。特にまっすぐ後ろに下がるのは、難しかったです。
車いすバスケットボールに挑戦!
選手たちがデモンストレーションを見せてくれました。すごいスピード!ぶつかった時の音もすごく大きくてびっくりしました。試合を観に行きたくなりました。
6人ずつのチームに分かれて、各チームに選手が1人入って下さり、一緒に対抗戦をやりました。 車いすに座った状態からシュートするのはとても難しいので、大人はルール通りゴールに入れば1点、子どもはネットに触れば1点です。
パスをしながら、ゴール前へボールを運び、シュート!
最初は、ボールを落としたり、パスをする時に自転してしまったり、シュートができなかったりしていましたが、2試合目になってくると、だんだんパスやシュートを止めたりする姿も見られるようになりました。
車いすで生活する
最後に、子どもたちからいろんな質問がありました。
- 移動するときはどうやっているの?
- 傾いている場所で動かないようにするには?
- タイヤがパンクしたときはどうするの?
- 地震がきたときはどうする?
一緒にスポーツをして楽しい時間を過ごしながらも、子どもたちはいろんなことを感じてくれたようでした。この体験をしてから、「こんな時、どうするのかな?」とか「こんな場所だけど、大丈夫かな?」など、普通に過ごす日々の生活の中で、ふと考えることが出来るようになるだけで、心のバリアフリーは広がっていくのではないかなと思います。
車いすバスケットボールを教えてくださった選手・スタッフの皆さん、そして参加してくださった皆さん、お父様、お母様、ありがとうございました!
11月24日には、ブラインドフットボールをやりますので、お楽しみに。次回のもりもりスポーツキッズは、10月20日。久しぶりにカバディとスピードボールをやりますよ。
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