2023年がスタートしました。今年もいろいろなスポーツの楽しさをたくさんの子どもたちに伝えてゆきたいと思います。
新年最初のいろいろスポーツ教室は、フライングディスクとスピードボールをやりました。フライングディスクは、7月以来で半年ぶりでした。
準備体操は光行先生のプログラムで
フライングディスクを教えてくださる光行先生は、地元で接骨院を開業しておられる先生です。準備体操は、股関節周りをしっかり動かして念入りに体を温めていきます。
体の硬い子は、小学生のうちにストレッチする習慣をつけておくと、少しずつ柔らかくなっていきます。中学生、高校生になるとますます体の柔軟性は失われてゆきますので、怪我予防のためにもストレッチはご家庭でご家族一緒にお風呂上りなどにやることをお勧めいたします。
フワッと飛んでゆくフライングディスク
久しぶりのフライングディスクで、子どもたちは大喜びでした。
低学年チームは、まだキャッチがうまくできない子もいますので、柔らかいドッチビーのディスクを使いました。小さな子どもにとっては、ディスクも大きく感じます。ある程度のスピードで飛んでくるディスクを怖いと思ってしまう子もいますので、最初は柔らかいディスクを使って練習します。
基本の投げ方とキャッチの仕方を教えてもらい、パスができるようになると、ゲーム形式で練習します。低学年の子どもたちは、ディスクに慣れるところから始まり、徐々に投げたり、キャッチしたりできるようになっていきます。ゴールにディスクを入れるのはなかなか難しいですが、みんなで楽しくゲームができました。
経験者の多い上級生は、自分の思う通りのところに投げることができるようになってきて、パスが通るようになっていました。パスして走る練習を何度も繰り返し、どうしたらうまくキャッチできるのか、学んでいきました。
そして、先生が投げてくれたディスクを走って遠くでキャッチする練習は、みんな大好き。フワーっと飛んでゆくディスクは、なかなかうまくキャッチできないものです。
高学年チームの最後は、アルティメットの試合をやりました。1対1でマークについて、パスが通らないようにディフェンスしたり、相手のディフェンスを掻い潜ってパスを受け取ったり、なかなか難しい試合でした。
スピードボールは須崎先生
スピードボールは、今年度に入ってから導入されました。ボール拾いをしなくていいラケット競技です。1人で打ち続けること(ソロ)もできますし、1対1で対決(シングルス)もできますし、ダブルスのゲームもあります。
高学年チームは、自分たちで試合ができるくらいルールを理解しています。どんな風にボールを打つと、ボールがどんな動きをするか予測しながら打ち合います。
低学年チームは、まずボールとの距離感や軌道を理解するために、ラケットを持たずに手でキャッチする練習から始めます。ボールの軌道が分かるようになると、ラケットで打てる確率は格段に上がります。打てるようになると、スピードボールはますます面白くなるのです。
運動後のストレッチまでが教室のプログラム
運動後は必ずストレッチを5分ほどやります。筋肉を使った後に伸ばすことを習慣づけるためです。これは怪我予防に大きな効果を発揮します。小学生の時点で身体の硬い子が、中学生や高校生になってからストレッチを始めても柔らかくなることは稀です。ストレッチするところまでやってから教室を終えるようにしています。
いろんなスポーツを楽しもう!
2023年のスタートは19人の子どもたちが来てくれました。学校も学年も違う子どもたちが、一緒にいろんなスポーツにチャレンジし、それぞれの得意不得意を理解し合いながら、共に楽しんで仲良くなり、お互いを認め合えるのが「いろいろスポーツ教室」の面白いところです。
今年もいろんなスポーツをみんなで楽しみましょうね!
次回は、1月22日。みんな大好きウォールハンドボールとスポーツ鬼ごっこを体験します!
いろいろスポーツ教室会員募集中!
いろいろスポーツ教室は、初めて体験する方は無料で参加できます。どんな雰囲気なのか、どんな子どもたちがいるのか、どんな競技なのか、見てみたい方や体験してみたい方は、ぜひ遊びに来てくださいね。
当教室の方針:全員がすべての競技をやる理由
新規申込みをされる方で多いのが、「トランポリンだけやりたい」というような競技の選択です。当教室がお子様にいろんな競技を体験してもらうのには理由があります。
基礎運動能力の向上や新しいことへのチャレンジ精神の育成、そして一番大事なのが、子ども同士の中でお互いの得意不得意を認め合った尊重し合える人間関係づくりです。15年間多種目スポーツ教室を運営してきた中で、子どもたちがお互いを認め合いながら成長してゆく姿を見てきていますので、この方針をご理解いただけない方はご参加いただけません。
また、私たちは、子どもの気持ちや意志を尊重して教室を運営をしています。子どもがやりたいことを自分で決めて実際にやること、を一番大切にしています。
気分が乗らない時、やる気が出ない時、集中できずにふざけてしまう時、親だとつい叱ってしまいがちですが、「なぜやりたくないのか?」「どんな気分か?」「どうしたいか?」を私たちは子どもに聞きます。大人も仕事したくない時、休憩したり、甘いものを食べたり、散歩したりすることがあります。子どもにも子どもの事情があります。朝起きるのが辛かったり、少し休憩したかったり、見学してみたり、友達とケンカしてちょっと離れてみたり、気分がいろいろと変化します。この教室では、子どもが何をしたいか自分で決めてやってみる時間を過ごしてもらいます。
ただし、私たちが厳しく叱る時が2つあります。それは、
・他の人がやりたいこと、やろうとしていることを妨害するような行為
・自身が怪我をしたり、他の人を怪我させてしまうような危険な行為
です。この2つだけは絶対にしないように伝えています。それ以外のことであれば、子ども自身の意思で決めたことを尊重します。
これらの考え方にご賛同いただける方で、いろんなスポーツをやってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひいらしてください。お待ちしております。
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