今年最後の「いろいろスポーツ教室」は、ホッケーとスポーツ鬼ごっこをやりました。ホッケーは5月以来、スポーツ鬼ごっこは6月以来の久しぶりでした。どちらも子どもたちが大好きな競技です。
準備体操は体幹チェック
いろいろスポーツ教室での準備体操は、体幹、筋トレ、ストレッチ、コーディネーション、ジャンプなど体をいろいろ動かします。中でも体幹チェックは必ずやります。小学生のうちにいろんな体の動きを経験しておくことで、運動能力を高める効果があります。
ホッケー
久しぶりのホッケーは、みんなとても楽しそうでした。今回は、児玉コーチと小川コーチの2人がご指導にいらしてくださいました。
低学年チームは、初めてホッケーをやる子もいたので、丁寧にご指導くださいました。スティックの扱い方やボールの運び方、パスの仕方など、ホッケーの基礎の技を学びました。
パスやドリブルをゆっくり練習してから、最後はゲーム。どうしてもみんなでボールを追いかけてしまい、なかなかパスをして繋ぐプレーはできませんでしたが、ゴール前を守ったり、みんなで攻めたりして、面白い試合になりました。
高学年は、ほとんど経験者ばかりだったので、パスやドリブルの練習を重点的にやりました。2人で動きながらパスをしたり、ドリブルしたり、いろんな技を練習しました。最後は、2グループに分かれてゲームをして盛り上がりました。
スポーツ鬼ごっこ
あやめ先生のスポーツ鬼ごっこは、とにかく何度もゲームをやって、感覚を掴んでいきます。
今回は、低学年から高学年まで全員一緒にやったので、役割分担をして、ディフェンスとオフェンスを決めてゲームをやりました。それぞれのチームで、何度もやっていきながら、どうしたら点を取れるのか、どうしたら宝を守れるのか、考えながら作戦を練ります。
ホッケーの先生方も参加してくださり、本気で宝を取りに行っていました。アスリートは本気になるとすごい迫力です。スタッフのまりさんもガチで攻めていました。
スポーツの後はストレッチ
しっかり動いたあとは、ストレッチをします。この教室では、怪我予防のために運動後のストレッチを必ずやります。子どもの頃から5分でもストレッチを習慣にできると、怪我を予防できます。
多種目のスポーツを一度に楽しめる教室
いろいろスポーツ教室では、1回に2種目の競技を体験します。今日は、ホッケーとスポーツ鬼ごっこをやり、それぞれの協会から先生がいらして指導してくださいました。
一つのことをとことん極めるのも大事ですが、いろんなスポーツを知って、いろんな体の動かし方を経験するのもとても良いことです。自分の得意なことと不得意なことを知ることができますし、友達とお互いの得意なことを教え合うこともできます。苦手なことでも少しずつ練習すれば必ず上達することをこの教室の子どもたちは知っています。最初は誰でもうまくいかないことだらけ。何事もまず「やってみる」ことから始まります。
学校も学年も違う子どもたちが、一緒にいろんなスポーツにチャレンジし、それぞれの得意不得意を理解し合いながら、共に楽しんで仲良くなり、お互いを認め合えるのが「いろいろスポーツ教室」です。これからもいろんなスポーツをみんなでやってみよう!
来年のスタートは、1月7日。トランポリンとカバディをやる予定です。
今年もいろいろなスポーツを、たくさんの子どもたちと安全に体験することができました。来年もみんなで楽しくスポーツをしたいと思っています。
では皆様、よいお年をお迎えください。
いろいろスポーツ教室の会員募集中!
いろいろスポーツ教室では、会員を募集しています。体験は無料です。他ではあまりやっていないスポーツをやっているので、ぜひ体験してみてくださいね。
当教室の方針:全員がすべての競技をやる理由
お問い合わせの中で多いのが、「トランポリンだけやりたいのですが」という一競技の選択です。当教室がお子様にいろんな競技を体験してもらうのには理由があります。
基礎運動能力の向上や新しいことへのチャレンジ精神の育成、そして一番大事なのが、子ども同士の中でお互いの得意不得意を認め合った尊重し合える人間関係づくりです。15年間多種目スポーツ教室を運営してきた中で、子どもたちがお互いを認め合いながら成長してゆく姿を見てきていますので、この方針をご理解いただけない方はご参加いただけません。
また、私たちは、子どもの気持ちや意志を尊重して教室を運営をしています。子どもがやりたいことを自分で決めて実際にやること、を一番大切にしています。
気分が乗らない時、やる気が出ない時、集中できずにふざけてしまう時、親は叱ってしまいがちですが、「なぜやりたくないのか?」「どんな気分か?」「どうしたいか?」を私たちは子どもに聞きます。大人も仕事したくない時、休憩したり、甘いものを食べたり、散歩したりすることがあります。子どもにも子どもの事情があります。朝起きるのが辛かったり、少し休憩したかったり、見学してみたり、友達とケンカしてちょっと離れてみたり、気分がいろいろと変化します。この教室では、子どもが何をしたいか自分で決めてやってみる時間を過ごしてもらいます。
ただし、私たちが厳しく叱る時が2つあります。それは、
・他の人がやりたいこと、やろうとしていることを妨害するような行為
・自身が怪我をしたり、他の人を怪我させてしまうような危険な行為
です。この2つだけは絶対にしないように伝えています。それ以外のことであれば、子ども自身の意思で決めたことを尊重します。
これらの考え方にご賛同いただける方で、いろんなスポーツをやってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひいらしてください。お待ちしております。
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